矯正歯科
成人矯正
歯並びが整うことで、歯みがきがスムーズにでき、むし歯や歯周病になるリスクを軽減することができたり、きれいな発音ができるようになるなど多くのメリットがあります。また、外見だけでなく、健康にも影響します。
歯並びを整えることで、コンプレックスの解消や噛み合わせが良くなります。
歯並びでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
インビザライン(マウスピース型矯正)
インビザラインとは、透明なマウスピースを1週間~10日ごとに交換しながら歯を動かす方法です。
マウスピースは取り外し可能で、透明で目立ちにくく気付かれにくいことが特徴です。
矯正装置の見た目が気になる方はぜひ一度ご相談ください。
矯正料金のご案内
※「矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。」
矯正歯科治療の一般的な治療期間と通院回数
一般的な治療期間2~3年・治療通院回数24~36回
初診相談 | 無料 |
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精密検査代 | 30,000円+消費税 |
コンサルテーション | 0円 |
乳歯列期治療費 | 55,000円+消費税 |
調整料 | 1,000円+消費税 |
1期 混合歯列期治療費 拡大床+プレオルソなど |
350,000円+消費税 |
マウスピース | 450,000円+消費税 |
1期 調整料金 | 3,000円+消費税 |
2期 永久歯列期治療費 マルチブラケット |
750,000円+消費税 |
マウスピース型矯正治療 | 850,000円 +消費税 |
永久歯列期 部分矯正 | 1歯120,000円+消費税 |
2期 調整料金 | 5,000円+消費税 |
保定装置代 | 30,000円 +消費税 |
矯正便宜抜歯 | 5,000円+消費税 |
アンカースクリュー 一本 | 20,000円+消費税 |
アンカースクリューサージカルガイド | 30,000円+消費税 |
※お子様の矯正(第Ⅰ期治療)から本格矯正治療へ移行する場合は差額分の費用になります。
別途抜歯料金 、アンカースクリュー料金がかかることがあります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~12週間で慣れてきます。
- 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 矯正歯科装置の使用状況、 顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には 患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きに くくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
- 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物 (補綴物) の一部が破損する可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物 (補綴物) やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの 「後戻り」 が生じる可能性があります。
- あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。 また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薬機法の対象外です
当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた治療 である「インビザライン・システムを用いた矯正治療」を行っています。
1、未承認医薬品等であることの明示
インビザラインは、薬機法上の承認を得ていません。
2、入手経路等の明示
インビザライン®は米アラインテクノロジー社の製品の商標です。米アラインテクノロジー社のシステムを、インビザライン・ジャパン社を通じて利用しております。
3、国内の承認医薬品等の有無の明示
インビザラインによる矯正治療は、現在世界中で行われており、一般的にはアライナー矯正と呼ばれています。
日本ではマウスピース矯正と呼ばれています。
マウスピース矯正のための治療装置は、国内でも様々なブランドがあります。
日本で『医療機器としての矯正装置』と認められるものは、薬事承認されている材料を使って、日本の国家試験をパスした歯科医師か歯科技工士が製作したものか、既製品であればそのものが薬事承認されていなければなりません。
インビザライン・システムは、アライナーの材料および型取りに利用する口腔内スキャン装置(iTero element)について薬事承認を受けております。製作過程については、日本国内で歯科医師が患者様に合わせてオーダーしたものを、米アラインテクノロジー社が、海外にある工場においてロボットで製作します。設計は日本国内で歯科医師が行いますが、実際に製作されるのは海外においてであり、ロボットにより製作されますので、薬機法の対象とはなりません(薬機法対象外)。日本国内で製作される類似のマウスピース矯正装置のいくつかは、薬事承認されております。
4、諸外国における安全性等に係る情報の明示
マウスピース矯正を行うための装置は、インビザラインを含め、世界で数十社が販売しており、アメリカでは歯科矯正治療の1/3程度がマウスピース矯正装置で行われています。
インビザラインは、2020年10月現在、全世界で860万症例(アジア地域において100万症例)が治療されています。歯科矯正に伴う個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありません。
インビザラインは、薬機法の承認を受けておりませんので、医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。
5、医薬品副作用被害救済制度の対象外
インビザラインが薬機法の承認を受けておりません。
インビザラインは、患者一人ひとりに作製される装置で、機械で作製されることから医療機器としての矯正装置に該当しないためです。また、日本の資格を持つ歯科医師や歯科技工士が製造に直接関与しておらず、海外の工場で製作されるため、薬機法における医療機器として承認されていません。
インビザラインの治療には、歯科矯正が潜在的に持つリスク以外で重大な副作用の報告はありません。ただし、矯正装置やそのパーツを飲み込んだり吸引したりする可能性はあり、そのリスクは、ドクターがアライナーを一部切除したり改造した場合に増大します。また、顎関節に問題が生じる場合や、アレルギー反応が発現する場合もあります。